【MESUIKI】~THE beginning~|女王様とお呼び!

「それなら、今週末時間あるから都合合わせて一度経験してみる?」

いつのまにか少し砕けた口調になったS女性から、俺はそう誘われた。

「ありがとうございます。ぜひ、経験させて下さい。よろしくお願いします。」

1分でその返事を返すと、日時等、メスイキ実行に向けて必要な情報を交換した。

M`S
VERONICA
Butterfly
シャングリラ

身体は清潔にしておくこと。体力はしっかりある状態でいること。睡眠が不足していないこと…
いくつか、当日に向けて重要だと言われた点をメモに残し、俺はメスイキ初体験の日に向けて準備を進めた。

そしてついにその日を迎えた。

夕方19時過ぎ、日が沈んで少しした薄暗い初夏の夜、公園の入口で待ち合わせをしていた俺たちは初対面を果たした。

目の前に現れた俺のアナル処女を奪ってくれる相手は170cmの長身、黒髪ロングにほっそりとしたスタイル。
黒っぽいストレッチジーンズに上は白いシャツという出で立ちだった。
マスクの上から覗く視線は涼しげで、だけど優しい人なんだろうという感覚を抱いた。