SMプレイのリスクの一つ緊縛の危険性。不幸な事故を防ぐために絶対知っておきたいこと!
SMプレイと事故は切り離せないもの。
マニア性を追求すればするほど危険性は上がっていきます。
その中でもSMプレイが好きな人ならば一度は経験したい緊縛プレイ。
緊縛はプレイを盛り上げる調教としてやってみたいプレイ上位ですが、危険度の高いプレイでもあります。
安全に緊縛を楽しむためにもその危険性を知っておくのはとても重要です。
今回は緊縛プレイの危険性を上げてみようと思います。
どんな緊縛が危ないのか
宙吊りの緊縛
緊縛の中でももっとも危険な宙吊り緊縛。特に逆さ吊りは危険度MAX。
人を吊るすという縛り方は調べてもあまり出てこないのが見よう見まねでやってはいけないということなんだと思います。
緊縛の中でももっとも練習が必要で危険意識を持って取り組まなければいけません。
「吊るす」という縛りは絶対に初心者がやってはいけないし、緊縛師などちゃんとしたプロに教えてもらってもあまりやらない方が安全だと思います。
片脚や片手を上げての緊縛
関節が外れやすくなったとか痺れて感覚がおかしいというようなことが沢山上がっています。
片脚上げに限らず全ての緊縛に共通することです。
わりと簡単に出来て調教のしやすい姿勢となるところに危険が隠れています。
アンバランスな姿勢で少しの時間過ごすことになります。
全身に痛みを感じたり、無茶な調教で気分が悪くなったり体を悪くしたりすることもあります。
関節や筋を痛める
吊るしたり上げたりする以外にもふさいではいけない血管に当たっている、
関節を無視している、筋肉の付き方を理解していないといったように、
無知である人が緊縛をすると簡単な結び方でも思わぬ事故につながることがあります。
とくに長時間同じ姿勢・同じポーズを取らせるのは危険です。
腕を曲げっぱなし、足を固定しっぱなしなど人は同じ姿勢やポーズを長時間取れるような体のつくりをしていません。
ただでさえ体に負担がかかっているのに、縛るということで血流を悪くし、筋肉にダメージを与えています。
初めての人を縛る
緊縛されるのが初めてという人を縛る時は特に注意が必要です。
初めてなので縄の気持ちよさを感じにくく、体の痛いや気持ちいいという反応をキャッチしにくい人もいます。
また違和感を感じていても縛られているからそう感じるだけかもしれないと体の信号を気にしない人もいます。
(実際には大きなダメージを受けているのに未経験の事柄に危険と安全の境がわからない)
力の入れ具合を考えたり、体の弱い部分(関節や皮膚の柔らかいところ)を縛るなど十分に注意が必要です。
力加減を知るには練習と感覚が必要です。
慣れている人を縛る
慣れている人なら絶対安心なのか?といえばそんなこともありません。
初めての人よりも縛る相手への安心感はありますが、
体を壊してでも気持ちよさを求める人もいれば、これぐらいならまだいけると少し無理をする人もいます。
一度事故や怪我をした人は慎重になることもありますが、それにもかかわらず縄の気持ちよさを求めてしまう人もいます。
感覚的に壊れている人は事故につながっても止められない中毒症状にも似た人もいるので縛る方も注意が必要です。
事故エピソード
緊縛に酔いしれたM女性
緊縛が好きだと、手や足の痺れに気付きにくいということがある。