【MESUIKI】~THE Second~|女王様とお呼び

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女王様とお呼びより抜粋

メスイキ…俺はもうこの快感から抜け出せなくなってしまったことを知っている。

肛門内に指を入れられ、前立腺とやらを刺激されるだけで今まで経験した事のない快感を味わえる。

それを知ってから俺は、あの快感の瞬間の虜になってしまったのだ。

日常生活においても、常に肛門を意識せざるを得なくなってしまった。

指を入れられたい…ヒクヒクと肛門が疼くのを自覚する。

俺にメスイキを教えてくれたSさん、俺は何度も連絡をし、次の機会を伺っていた。

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「Sさん、次はいつお会いできますか?」

「そうね…金曜日の夜なら時間作ってあげられるわよ。
早くアナル弄ってもらいたくて仕方ないのでしょ?次はもっとすごいことしてあげる」

その言葉を聞き、俺の期待感は限界を超えていた。

早く、そのすごいことを知りたい…。

前回指で初めて責めてもらってからもう一週間が経っていた。

俺の欲求はもう限界である。

はやく…この疼きを鎮めてほしい…それを頼める相手はSさんしかいなかった。

この欲求を抑えられるかと思い、遊び相手の女に触らせたりしてみたものの、全然気持ちよくなかったのだ。

 

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舐めさせてもダメ、あの刺激は熟練の技だからこそ為せるものなのだとそこで知った。

Sさん…たった一夜で俺の欲望はすべて彼女の持つ技術でしか満たせないものになってしまった。

そして、待ち望んでいた金曜日の夜になった。

「お久しぶりですSさん…」

待ち合わせ場所に来たSさんは白いパンツスタイルに赤いシャツ、シルバーのネックレスとブレスレットを着けたシンプルな格好だった。

相変わらず長身でスリムなスタイルが映え、モデルみたいである。

そして、そんな姿に不似合いなボストンバッグを担いでいる。

「そんなに経ってないわよ。行きましょ。」

予め、そのまま向かうホテルも決めてあったので、俺たちは並んで歩きだした。

部屋に入るなり、Sさんは俺に向くと両肩を掴みそのまま唇を重ねてきた。

驚きつつ…その唇とスルリと入り込んできた舌のやわらかさに魅了され、俺も自然とそれに応じた。

たっぷりとお互いの唾液を交換する様な濃厚なキス。

舌を吸われ、吸い返し、俺のカラダはこれから始まるであろう快楽に期待し既に完全にギンギンになっていた。

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「さぁ…ベッドに裸になって?」

Sさんはそう言うと纏っていた衣服を全て脱ぎ捨て早くも全裸になった。

そして…ボストンバッグから黒革の衣装を取り出すと慣れた仕草でそれを身にまとった。

驚いた…いわゆるボンデージと言われる格好だろうか。

美しいSさんのスタイルが際立っていた。

胸元はざっくりと開き、寄せられた乳房の谷間がやたらと強調されている。

股間にいたっては秘部をギリギリ隠せるくらいの幅しかない。

その狭い幅の上にあるはずのないものが存在していた。

ペニスである。

20㎝近くあるだろうか。

大きなペニスが堂々と立ちそびえている。

もちろん、ベルトで装着されたディルドの様なものだが。

これがペニスバンドというものなんだと理解した。

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