私の事愛してるなら舐められるわよね?膣から垂れ堕ちる他人の精液を舐めさせられた話

奴隷失格

「今日はSMパーティーに連れて行ってあげる」

円華様からこんな誘いをいただいた。
しばらくはコロナで集まりがなかったものの、もうそろそろいいんじゃないかという事で久しぶりにパーティーを開くらしかった。
コロナが広まる前まではSMバーを貸し切って大人数で行っていたそうだが、まだ収束したわけではないしレンタルルームを貸し切り少人数で飲み会程度に行うとの事だった。

僕はそういったパーティーには参加した事がないからピンとこなかったけれど、円華様が誘ってくださるのだから断るわけがない。どんなものなのか少し不安はあったけれどそれよりも楽しみの方が大きかった。

でもこのパーティーこそが円華様を怒らせる要因となってしまったのだ。

パーティー当日。

会場のレンタルルームには10人ほどの男女が集まった。

そのほとんどは円華様と顔なじみのようだった。
今回のパーティーでは飲み会がメインなので、各々持ち寄ったドリンクで乾杯が始まる。

入れ替わり立ち替わりで参加者と会話を楽しむ円華様。

その中の一人の女性が僕の顔をしげしげと眺めた。

僕は戸惑った。円華様以外の女性からこんな風にじっと見つめられる事ははない。一体何なんだろうか、と思った。けれどしばらくすると何かを思いついたように声を上げた。

「あぁ!昔2,3回お店に来てくれたよね?」
「えっ…?」

つまり女性は円華様と同業で、僕は彼女の店に行った事があるらしかった。そう言われた瞬間、僕はうろたえた。

全く身に覚えがなければ即時に否定できる。

けれど確かに過去、別の店で円華様以外の女王様に調教してもらった覚えがある。
ただそれが彼女だったかどうかは覚えていない。

目の前の女性はごく普通のメイクや服装だから店での容姿とは違うだろうし、否定も肯定も出来なかった。

というか、何でこの場で言うんだろう。空気が読めないのか、それともわざとなのか。
この場合、彼女が間違っている可能性だってあるわけだし、しらばっくれた方がいいのだろうか、それとも別の店へ行った事がある事実は認めた方がいいのだろうか。

「で、行った事あるの?」

答えに窮する僕を見かねたのか、円華様が僕に問いかけた。

心なしかその声は低く、若干機嫌を悪くしているようにも感じられた。

「いや、行った事ないです」

そして僕は反射的に否定をしてしまったのだ。

ここで話が終わればまだごまかし切れたかもしれない。
けれど女性は納得していないようで何かを考え込んでいる。そしてまた何かを思い出したように言葉を発した。

「3年くらい前なんだけどなぁ。お尻に大きめのほくろ、ない?」

この瞬間、僕は終わったと思った。

確かに僕の尻にはほくろがある。円華様からも“何だか的みたいね”とからかわれ、ほくろめがけて蝋燭を垂らされたりもする。
この発言は僕が女性に調教された経験がある事を示す確かな証言となってしまった。

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