SM初心者の豆知識!緊縛プレイのガイド
緊縛プレイとは
拘束プレイの一種で、主に縄や紐、帯を利用しM側の相手の自由を奪う行為を指す。
縛り方も多種多様であり、自由を奪われた上で辱められる事によって性的興奮を高める目的がある。
主な縛り方
手首・足首の縛り方
- 手錠縛り
上半身(主に腕)主体の縛り方
- 高手小手縛り・後手胸縄縛り(その他、様々な名称がある):最も一般的な縛り方の一つ。後ろ手に組んだ腕の手首を肘より上に縛り、胸の上下に胸縄を巻く。2本の縄を使う。1本目は手首と胸の上側を縛り、2本目は胸の下側を縛る。3本目を使い梁などに釣ることもできる。
- 片手小手縛り:一方の腕のみを背後に回し固定、首縄と胸に回した縄で上半身を縛る。片手が自由になるために何かさせるための縛り方。
- 合掌縛り:背後に回した手を合掌させて固定する縛り方。体が柔軟でないと難しい。
- 鉄砲縛り:片腕を肩の上から、もう一方を側面から背中にまわして縛る方法。鉄砲を背負う形に見立てている。
- 後頭両手縛り:両手を頭の後ろで組んだ状態で縛る縛り方。西洋では服従のポーズ。
全身の縛り方
- 海老責め:足は座禅を組ませ、そのまま正面から頭を足に近づけ固定する縛り方。体を海老のように曲げるためこう呼ばれる。元は江戸時代の拷問。
- 逆海老:上半身を縛り上げ、足は背中から頭に近づける縛り方。エビとは逆に背中を反らせるためこの名がある。英語ではhogtie(豚を吊るす縛りの意)という。
- 座禅縛り:座禅を組んだ状態で足を縛る方法。通常手は背中側に固定する。足首と首を近づけて縛れば海老責めとなる。また、前に倒せば座禅転がしになる。
- 蟹縛り:左の手首と左の足首、右の手首と右の足首をそれぞれ別々に束ねて縛り、四つんばいにする縛り方。
- 亀甲縛り:もっとも有名な縛り方。首にかけた二つに束ねた縄を股間から背中に回し、余った縄で手首を固定し、正面の縄を開くように固定する。その際に胸のあたりに六角形を作る。縄目が美しいので見栄えがする。手首を縛らずに飾り縄としても用いられる。
- 菱縄縛り:亀甲縛りと似るが、正面の縄目が六角形ではなく菱形を作るように縛る。
- ホグタイ
緊縛プレイの愉しみ方
緊縛プレイは危険な行為でもあるため、楽しむためには適切な知識や技術と安全にプレイができる環境が絶対条件といえる。
また、パートナーとの同意の上で行う必要があるため無理に縛るというのはNG。
M側のほうにもいえることで、お相手が緊縛プレイの経験がないのに無理にお願いしないようにしよう。
ここで挙げたように、緊縛プレイは縛られて自由を奪われることに快感を覚える人もいますが最大の醍醐味は信頼関係が深まるということ。
ひと通り終えた頃にはパートナーとして一歩前進したような気持ちを味わえることだろう。
芸術としての緊縛
緊縛には吊りというプレイもある。
これは性的興奮の為というよりは、芸術的な意味合い、あるいは鑑賞目的で行われる事が多い
そういった意味合いがある場合、縛られる側は男性より女性の方がより芸術的になる為、
残念ながら吊りにおいてはM男性の出番はかなり少ないと言えよう。
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