どういうタイプの男性はM堕ちしやすい?
「俺はドSだし女に指図や命令されるなんてあり得ない」
「M男なんてただの変態じゃないか、全く理解できない」
と豪語している男性でもふとしたきっかけでMに目覚める事があります。
つまり、誰にだってM男になってしまう可能性はあるというわけ。
というと「それでも俺はM男なんかにならない」と反論したくなる男性もいるのではないでしょうか。
そこで今回はどのようなタイプの男性がM堕ちしやすいかについて検証してみました。
「自分に限っては大丈夫!」という人も「もしかしたらM男の素質があるかもしれない」という人も当てはまっているものはないかチェックしてみてくださいね。
M堕ちって何?
まず、M堕ちという言葉について、聞き慣れない人も多いかもしれません。
M堕ちとは今までマゾヒズム願望が一切なかった男性、その中でも特にS男を自称していた男性が何かの拍子に女性に虐められたい、蔑まれたいといった被虐性癖に目覚める事を言います。
自然とM性癖を自覚しているタイプのM男性と違い調教には困難を極めますが、その分M堕ちさせた時は大きな達成感を得られるので、S女性にとって男性をM堕ちさせる事は一種のステータスであり、密かに人気の高いシチュエーションでもあるのです。
ちなみに本当はM願望の自覚があるのにそれを隠してS男性のように振る舞いながらS女性を挑発する事で逆襲を受け、最終的にM男性として虐げられたいという性癖を持つ男性も珍しくありません。そしてこの場合もM堕ちと言いますが、こちらはあくまでロールプレイとして楽しむものなので、本来のM堕ちとは区別されています。
徹底比較!M堕ちしやすいのはどっち?
M堕ちについて詳しく解説させていただいたところで、具体的にどんなタイプの男性がM堕ちしやすいのか気になるところですよね。
ここでは様々な比較対象を用意してどちらがよりM堕ちしやすいのか、実際にM堕ちした男性に対して調査を行い検証してみました。
既婚者VS独身者
まず、既婚者と独身者ではどちらの方がM堕ちしやすいのか。M堕ち経験のある男性が堕ちた時点での婚姻状況を比較したところ、下記のような結果となりました。
既婚者…29%
独身者…71%
なんと、圧倒的に独身者が多いという結果に。ここまで差が出るのは正直驚きです。
ちなみにどのような流れやシチュエーションでM堕ちしてしまったかについても、それぞれに語っていただいているので紹介したいと思います。
<既婚者男性の声>
『嫁は気が弱く、俺がちょっと怒鳴ったら黙ってしまうのをいい事に浮気やギャンブルなどやりたい放題だった。でも嫁は裏でこっそり自分の姉に相談していたようで、ある日嫁の姉が家へやってきて心身共にボコボコにされた。嫁の姉とは1,2回しか会った事がなかったので気付かなかったが嫁とは正反対に気が強い。弱い相手に怒鳴るだけしか能のなかった俺は嫁姉の罵倒とその迫力にすぐさま萎縮してしまった。嫁姉は言葉だけでは足りなかったようで俺の頬を何度もビンタ。最後は泣きながら土下座で謝罪をさせられた。でもこれが何故か妙に心地よかった。惨めで屈辱でしかないはずなのに、開放感を得たようなそんな気分だった。これが俺がM堕ちした瞬間だったと思う。その後、俺はギャンブルはやめたものの、M堕ちした時の感覚が忘れられず時折SM倶楽部やマッチングアプリなんかで会った女王様に罵倒され虐げられるのを楽しんでいる。バレたらまた嫁姉にボコボコにされるかもしれないけれど今の俺にとってはご褒美になりそうだ』
<独身者男性の声>
『俺はSかMかというと絶対にドSだと思っていた。女に対してMになるとか気持ち悪いし、既婚の友人が“僕は嫁の尻に敷かれてるからMかもなー”なんて言おうものなら“男でMとかヤバいだろ”と完全否定していた。SとかMとか以前にただ女サゲをしたかっただけかもしれない。SNSでも自分はドSだとか女を下に見るような発言をしていた。結構下ネタ系の話もしていたからか、怪しい女性からのDMやフォローはよくあった。でもそれに反応するとみんなメアドやよく分からないURLを載せてくるので、その辺で怪しいかどうかを判断していた。ある時“ドSなんですか?私もSMに興味があります”というDMが届いた。半信半疑だったけれど、怪しいと思ったらブロックすればいいと思い返信した。しばらくして返事が来たけれど、特に怪しさは感じられない内容で何通かやりとりが続いた。あれ?この子、メアドやURLを送ってこない、と思った時点で純粋にSMに興味のある女の子なのだと思い、テンションは爆上がりした。そのうち会えたりするのかななんて期待もしつつ、DMのやりとりを続けているとエッチな動画が欲しいと言ってきた。女を見下していた割には下心丸出しだった俺は口車に乗せられ、チンコをしごきながら言葉責めをしてる動画などを何通か送ってしまった。その後だった。俺が送った動画が連続で送られてきた。“改めて自分でこの動画見てどう思う?”“恥ずかしくない?”“ドSって言ってたくせによくこんな事できるよね?”というメッセージ付きだった。そう、この子はSMに興味があるといってもM女ではなく、俺みたいな自称ドSを調教するのが趣味なS女だったのだ。動画を人質に取られている俺は言いなりになるしかなかった。毎日全裸で土下座写真を撮り“今日も恥ずかしい命令をください”と送らされたり、床に新聞紙を敷いて脱糞する動画を撮らされたりした。散々下に見ていた女から屈辱的な命令を受けるなんて…最初は惨めだったが日に日に当たり前になり、今では今日はどんな命令をされるのか楽しみになっている自分がいる。これこそがM堕ちなんだと思う』
何故独身男性の方がM堕ちしやすいのか。それは単純に独身男性の方が女性と深い関係になる機会が多いからだと思われます。
それゆえに既婚者でM堕ちした男性はSMプレイではないシチュエーションで堕ちる事がほとんどのようです。
高所得VS低所得
続いては、高所得者と低所得者でM堕ちしやすいかどうかの違いはあるのかについて比較してみました。
ここでは10代から60代まで、それぞれの年代の平均所得より上か下かで高所得者と低所得者を分けています。
その結果は以下の通り。
高所得…63%
低所得…37%
今度は高所得者の方に軍配が上がりました。
<高所得男性の声>
『仕事の立場上、人から本気で叱られたり心の底から謝るという機会がほとんどありませんでした。それでも特に仕事に支障はなかったのですが異業種交流会に参加した時の事。他人から叱責されて謝罪するという経験を積んでいる人間の方が視野が広くなるという話を聞き、叱られ謝罪する練習をしてみようかと思ったのがきっかけです。代行サービスでそういった依頼を受け付けている事を知り利用してみたところ、想像以上の罵声を浴びせられ謝罪をさせられる事に。普通なら演技とはいえ不快な気分になりそうなものですが、私の場合不思議と恍惚感を覚えてしまいました。もちろんエッチなサービスはないのでこの時はただお叱りを受けるのみだったのですが、こんな事で恍惚感を感じる私はMなのかと自覚し後日そういうお店に行ってみたところ見事にハマってしまいました』
<低所得男性の声>
『大人しい雰囲気のいかにもMっぽいタイプが好きだった僕が付き合う女の子はみんな実際にMでした。でも一人だけ見た目に反してドSな女の子がいました。それが今の彼女です。付き合う前は猫をかぶっていたようで、付き合い始めてから豹変。“○○へ連れて行って”“××まで迎えにきて”と命令されるのは当たり前で、今月は出費が多かったからあまりデート出来ないと言うと“稼ぎの少ないゴミ野郎”と罵られます。でもそれが今までになかった新鮮さを感じて彼女の言いなりになったり、罵られるのがクセになってきている自分がいます。まだ本格的にM堕ちしていないのかもしれないけれど、これまでの女の子のようにこっちがリードしなくていいというのはちょっと肩の荷が下りたかなという感じです』
基本的に高所得者は仕事では地位が高く、部下や後輩を動かす立場にある事が多いもの。環境的にSでなければならず、そのせいで自身もSだと思い込んでいる人は少なくありません。
しかし潜在的なMだった場合、何かの拍子に目覚めてしまいやすく、そのままM堕ちするようです。
対して低所得者の場合はこのような環境的な要因でSとして振る舞う事はあまりなく、潜在的なSM性癖とのギャップが少ないのでM堕ちしづらい傾向にあるようです。
高年層VS若年層
では、年齢によってもM堕ちしやすいかどうかの差はあるのでしょうか。
ここではM堕ちした時の年齢が35歳未満を若年層、35歳以上を高年層として比較してみたところ、以下のような結果に。
高年層…41%
若年層…59%
大きな差はないものの、若干若年層の方がM堕ちしやすい傾向にあるようですね。